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恋愛短編集

第1章 まぁくんの隣

 

「ごめんね」





いつの間にか横にいた男子に謝られた





どうやら彼が私に声をかけたらしい





「隣、いいかな?」





彼は私の隣を指差す





『別にいいですけど…』





「ありがとう!失礼しま~す」





嬉しそうに小声で言う彼





いそいそと椅子に座り、そして…





寝た





えぇ~~?!





ここで寝るの?!?!





こんな人がごった返す図書室で自習もしないで?!?!





私は開いた口が塞がらなかった


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