°・キミとのHな365日・°・
第2章 Ⅱ
いきなり強い風がふいたと思ったら上から作倉が落ちてきた
「いってぇぇ!!紫龍っ受け止めろよっっ」
「んな無茶な…」
一応作倉に手を差しのばした瞬間だった
「あ…。」
ずごんっ!!
「いってぇぇぇえっ!!」
桜の間から三階の窓が一つだけ開いてて、そこから二つ結びの女の子が見えた
「ちょっ、紫龍!?なに、いきなり離してんだよ!!」
「朱那・・・・・・」
「ん?紫龍くーん?大神紫龍くーん?」
「・・・・」
「ふむ…ふむふむふむ…紫龍はあんな子がタイプなんかぁ・・・」
「はっ!!ばっ、ちげーよっ!!」
これまで作倉が喋りかけてた事に気づいた
「あのクラスならお前のクラスじゃね?こんな所いねーで会いに行けよ笑」
「行かねーよ。保健室に行ってくるわ」
昨日は一睡もしてないから保健室で寝たい・・・。
「ん、了解ー」
「じゃなー」
俺と作倉はここで別れた。