°・キミとのHな365日・°・
第3章 Ⅲ
それはまだ私が6歳だった頃―…
お母さんの葬式で親戚の人が七人くらい集まってこれからの私をどうするか話していた
『まだ6歳でしょ?うちにはまだ4歳の子がいるから無理よ』
『私だって…3人もいるし…』
『亜子さんの旦那さんは今は行方不明だし・・・』
『もぅ施設に預けるしか…』
最初は皆が無理だと行っていたその時だった。
『俺が預かるよっ』
みんながビックリした
預かると言ったのは、私と仲のいい近所に住む男の子だったから―…
『俺んち、金に困ることないし、な!?いいだろ!?』
困ることないって言ったって、所詮は私と変わらない6歳…
やはり無理があった。