°･キミとのＨな365日･°･
第4章 Ⅳ
「そぅそぅこのマスターさんが残りのお金は姉ちゃんに使ったから姉ちゃんが悪いって言い出してなぁ」
「なっ!?」
「………」
「だからなぁ、姉ちゃんがお金を払ってもらおうと思ってなぁ」
しゃがみ込んでる私と同じ目線に合わせてヤクザの１人が座った
「二千万…用意できなかったら体で払え」
目の前に指を二本たててにたりと笑った
「!?…二千万なんか…用意できません…」
二千万なんか、高校生の私には無理な金額…
「なら体で払うだけだな」
ヒャハハハハハっと皆が一斉に笑った
「ｯ」
こんな…こんなけがわらしい人達に買われるなんて嫌だっ…
「マスターさんもいいよなぁ？」
「…あぁっそいつを買って俺を自由にしろぉっ!!」
「マスター…」
「これまでの恩を忘れた訳じゃないよなぁ？それだったらこん位しやがれやぁぁぁあ!!!」
マスターは変わっちゃってるよ――…
いや…
前からあんな奴だったのかな…
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