°・キミとのHな365日・°・
第4章 Ⅳ
「朱那なぁぁぁあっ!!!!!」
「ッ私っ……」
「俺が払う」
「「なっ!」」
「…紫龍さん…?」
紫龍さんが私の前にいる人の胸ぐらを掴んでいいよな?と低く唸った
「…おぃおぃ坊ちゃん…まだ子供のあんたに何が出来るっていうんだ?」
たしかに―…
気持ちはありがたいけど、どう考えたって無理な事…
「俺は大神組の次期組長だが文句あっか?」
ヒヤリとした空気が漂った。
「大神組?…次期組長?」
私にとっては知らない存在
だけど、彼らは知ってるのだろう
「あ…あ…あの大神組の次期組長だと…?」
「あぁ…これで分かるか!?」
そう言って、紫龍さんは裾を捲りあげ、包帯を取った