°・キミとのHな365日・°・
第4章 Ⅳ
「今の話聞いてたか?」
シャツを着直した紫龍さんが口を開いた
「…はい……」
「なら話は早い。今日俺はお前の体を…買った」
「っ」
私は……物じゃない…
言いたくても言えるわけが無い…。
「…買うって…」
「俺の家に住み、俺の世話をしろ」
「………えええぇっ!!??」
住むって!?
一緒に暮らす!!??
「いやいやいやぁ…あの一緒に暮らすだなんて…」
「住む所はあるのか?」
うっ!!
それは、悩んでたんだけど…
「なら問題はない」
問題はないって…
「それはありがたいですけど、世話っていうのが…」
「口答えなしっ!!さ、さっさと荷物を取ってこい」
……凄い俺様…
「早くしないと俺の家の奴らがこの店を壊しにくるぞ」