°・キミとのHな365日・°・
第5章 Ⅴ
ひょいと紫龍さんの背中から覗いた瞬間だった…。
バチッ!!
「「!」」
やばっ…
目が合った…よね?
「紫龍…後ろにいる子ってもしかして伊上朱那ちゃん?」
そう言って、紫龍さんの背中からふいっと顔を覗かせてきた。
「あ!?」
「っ!?本物だぁーかわーいっ!!」
「きゃあっ」
手をぐいっとひっぱられたと思ったら、天井に向かって体が高く持ち上げられた。
「きゃっ、降ろしてっ!?」
「うわ本当にちっせー!かわいーっ」
「希龍おろせ」
ようやく地面に着いた足…
目の前には紫龍と、少し紫龍より慎重の高い人がたっていた。
「今日から我が家で暮らすんだろ?俺の名前は大神希龍よろしくっ」
「ちなみに俺の兄貴…」
希龍さんはかなり派手な金髪で、格好は着物…
あまり兄弟ってイメージがわかない―…
紫龍さんは頭を抑えながら私のカバンを取った
「い、伊上朱那です…。」
「知ってるよー後輩だもん」
「えっ!?」
「俺高3だからねー」
開いた口がふさがらなかった。。。
こんな人同じ学校だったんだ……