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°・キミとのHな365日・°・

第1章 Ⅰ



ピピ…ピピピ



「うーん…6度9分…」


金本くんは私から体温計を受け取ると、体温計とにらめっこをした






よりによって、保健の先生がいないだなんて…








「…金本くんってさ、クラスの女子から人気なんだからこんなことしてたら人気下がるんじゃない?」


気になってた事をふと言ってみた。








金本くんは少し不思議そうな顔をして


「こんなことって?」



「だから、私みたいな人にかまってたら人気がっ…」








金本くんはクラスでも学年でもすごい人気だ


金本くんはサッカー部で、私たちは高校一年生だけど一年からレギュラーになるほどの実力の持ち主。

しかもルックスが凄く整ってと、後輩からも先輩からも人気が高い






「もし、消しゴムの事気にしてたら大丈夫だから」




コトリ…と体温計を棚に置いて金本くんは真剣な顔つきで私の顔をじっとみた。



「伊上さんとこうしてるのをこんなことだなんて俺は思ってないよ?」



「え…?」



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