°・キミとのHな365日・°・
第7章 Ⅶ
「なら僕と「あ、おいお前っ!!」
突然2人しかいない教室に光がさした気がする。
「さっき、放送で呼び出されてたなぁ遅刻して怒られたのか」
そう言って笑いながら私の頭をグリグリとした。
「わっちょっと〜」
なぜだか紫龍さ…紫龍といると自然に笑えてしまう。
「おぃ」
「あ゛?」
佐々並くんに呼ばれて、不機嫌そうに振り返った。
佐々並くんに気づいてたんだ…てっきり気づいてないかと…。
「彼女を離せ」
「なんでお前の指図に従わなきゃならねぇんだよ」
「彼女は今、悪魔から解放されようとしてるんだから」
「は?悪魔?」
紫龍は腹をかかえて大爆笑してる…。
「悪魔とはお前の事だよ大神紫龍」
「…なんだとゴラァ!?」
ガタンッ!!
「ちょ、止めてぇ!!!」
紫龍は佐々並くんの胸ぐらを掴んで睨んだ。
「僕彼女に告白したんだよ」
「は?」
「返事…今から聞くとこ。」
紫龍がこっちを向いた。