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理想の男の子

第5章 勘違い

教室に入り自分の席に座る

ただし荒々しくね…

ドカッと座った私

いつも絡んでくる男子も

不機嫌オーラMAXの私を見て

話しかけようとしない。

話しかけられたくもないわ

「どうしよう…」

そう呟いた私

ほんとにどうしよー・・

仲直りできるかな…








ガラッ








誰かが勢いよく教室の

ドアを開けた

「まい!」

まさき!?

「えっえっえ!?」

驚く私

「ちょっと来い!」

私の手を握り、引っ張った


手…

暖かい…

回りの視線は痛かったけど

まさきと手を繋いでいるほうが

私の中ではすごい



「ど、どこ行くの…?」

「さぁ…」

え?

どこ行くんですか!?

そう思いながらも

私はずっと握られている手を

見つめていた…

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