テキストサイズ

理想の男の子

第1章 私の時間はどこに!?

「というか、なんでまさきの家に
    行かなきゃいけないの?」

私は驚きとドキドキを隠せない

・・・って!ドキドキしてなんかっ!

「だめー?」

あっ・・

捨てられた子犬のような顔・・

キュンッ

顔もなんだか熱い・・っ

「ははっ まいって素直だねっ」

そんなこと言われると

私の顔はもう真っ赤

「べ、別に素直なんかじゃ・・っ!」

まさきは意地悪そうな顔をすると

私の腕を掴んで引き寄せた

「・・!?////」

え!?私、抱きしめられて・・・///

「まい・・良い匂い・・」

私の肩に顔を埋めそう言った

「ちょ・・はなして・・///」

こうは言っても離さないまさき

正直嬉しい・・けど恥ずかしい!!

「なんで離してくれないのよ・・//」

あー・・また私こんなことを・・!

後悔してばっか

「まいが・・可愛いから・・///」

いつも余裕のまさきが・・

「顔・・まっか・・」

私がそういうと

「お前・・照れた顔とか・・もう・・
  ・・可愛すぎ・・反則! ///」

「へっ・・!? ////」

私は顔を赤くした

もう、可愛すぎとか嬉しすぎて・・

心臓やばい・・!

「ほらまたその顔・・・///」

もう、お互い何も言えなくなった

しばらくの沈黙・・

私は少し寂しくなって

まさきの服をギュっと握った

まさき・・

あ、視界がぼやけて・・

なんにも見えなくなったよ・・・

それに気づいた様子

「えっ!?」

オドオドするまさき。

・・・すごい心配そうな顔

「ていうか、まい」

ちょっと真剣な声・・

「俺の服握ってるとか・・///」

嬉しそうな顔に何か悔しくなった

「こっ!これは!違うの!! ///」

慌てて手を背中へ隠す

やばい!いまさらだけど

なにやっちゃってんの私!!

「ふーん、俺に隠し事ねぇー」

あっ・・悪魔ぁ!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ