テキストサイズ

理想の男の子

第8章 昼

それからは極普通のことを話した

「あーそういえばさー」

「なんでしょうか?」

私も何だか楽しくなって

笑顔が耐えなくなっていた。

「まいちゃんって彼氏いる?」

「えー・・」

これは言った方が良いのかな…

言ったらまさき怒る?

いや、怒る理由が思い付かない…

「いますよ」

私はそう言った

「残念…そりゃこんな可愛い子に彼氏居なかったらヤバイもんねー」

「いえ…」

可愛いとか言われると

少し照れ臭くて、真っ赤な顔を背ける

「ふっ… 可愛いね」

笑顔でそう言ってくる

「そ、そんなことないですよ!」

恥ずかしくて慌てて返事をする

「そっか、彼氏居るのか…」

寂しそうな顔をする男の人

「あの…」

「ん?どうしたの?」

「お名前は?」

「あぁ、言ってなかったね」

「はい、一応聞いておきたくて」

「俺は…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ