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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第13章 その日

誰からともなく、明日もあるから、そろそろって、雰囲気になる。


にのが、さりげなく

「翔ちゃん、ちょっと話しあるんですけど…」

と、誘ってくる。

「あぁ、うん。」

と、答えると、にのはすかさずマネージャーに

「この辺、どっか、飲めるbarとかあったけ?」

と、聞いた。

え?イヤ、オレ直ぐにでも行きたいんだけどな…

なんて、思ってると、マネージャーが


「え?この辺で、二人で飲むんですか?遠征組のファンに見つかりかねないですよ!」


「そっか、そーだよなー!!あ、じゃぁ翔ちゃんオレのホテル来てもらっていい?」


さすが、策しww少し苦笑いしちゃったよね。


マネージャーも、なんの疑いも持たずに

「そーしてもらった方が助かりまーす!」


なんて言ってる。

にのをチラッと、見ると

口の端をクイッと、上げてオレを見た。


オレとにのはマネージャーの車に乗り込み、にの泊まってるホテルに…


イヤ、美保の待ってるホテルに向かった。

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