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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第4章 二人の時間

しばらくして翔が帰って来た。

「電話鳴ってたよー」

「あ、ホント?誰だよこんな早くに~マネージャーだ~入り時間早くなったとかじゃねーだろーな~もぉ~」

ブツブツ言いながら電話をかける。

「おざっす。どーしたぁ?」

「翔さん!今どこですか?家じゃないですか?」

「あ……ん~まぁ違うけど…どうした?」

翔の声のトーンが下がる。

「写真撮られました!」

「え?いつ?」

「昨日の夜中です。」

「…………俺だけだよな?」


「お相手の方…古市美保さんですか?別々にですが同じマンションに入って行くところ撮られてます。取り合えずあちらの事務所ともお話ししないといけませんし…翔さんも事務所向かって下さい。」

「わかった。」

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