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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第6章 初めての日

美保side

専務に
「うちの事務所はあちらの事務所とも、とても良好だ。美保以外の看板女優達も何度も共演してるよな。向こうの指名が多い。次のお前の映画だってそうだよ。あちらのご指名だよ。チャンスを潰すな!次回作でお前は必ずもうワンランク上に行く!保証する!同性からの支持が出てきてる今はお前がする事は恋愛じゃない。」


頭では理解しても気持ちがついていかない。

引退する?

出来もしない事が一瞬よぎった。

あたしは……


弱い。

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