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同じ場所~君と僕の見ている風景~

第8章 距離と隙間

「ま、俺10代だったしな。彼女には悪い事しちゃったな。」

「荒れたw?」

「荒れたよwwコンサートで、わざと彼女の事思わせる歌唄ったりww」

「超細やかな抵抗だね~ww」


「かわいいだろ?」


にのと話をしていて、あたし達も、どちらに転んでも、いつか、こんな風に笑い話出来るのかな。


「好きならさ、別れる事なんて考えんなよ。」


「……そうだね。」


心が震える。

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