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なんやかんやでモテる主人公

第3章 ありきたりな強がり




「わ。真っ白」





「…へっ…へんたいっ…!!私…を…どうする気…?!」






そんな事聞かなくったって分かるのに私はナゼそう言ってしまったのか分からなくなっていた。







《私強くなるっ》






あの時ふと…空くんに言った言葉を思い出した。






そうだ…私泣いてばっかじゃいけないんだ。




何も前に進まない






「んー何したいんだろ俺」






「……えっ?」







そう言うと彼は私のボタンを
しめはじめた。







「……あ…ありがと…」




いやいやいやいや!!!




意味が分かんないから!!






しまいに、立てる?なんて聞いてくるし…さっきまでの威勢はどうしたって感じなんですけど。








安心って感じと不思議って感じが私の中をグルグルと貪る。











「俺。中川の事ずっと好きだったよ」






え…ってか何でこのタイミング?!←

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