なんやかんやでモテる主人公
第10章 ありきたりな接触
「……えっ」
っとびっくりしたのもつかの間。
彼は私の腰を抱き、唇を重ねた…
ちゅ…っ…
そして彼の口から流れこんでくる
温かいコーンポタージュ‥
んっ……ゴク……ゴクっ……っ……
唇をはなすと彼は…
「飲めた?」
っと笑顔で言った…
コーンポタージュを口移しで飲ますって……なんとも珍しい……
じゃなくて!!!
「えええぇぇぇぇぇっ!!!ゆう!!?待ってってばー!!」
「むりー!だって殴られるもん!」
彼は私より先に走って電車に乗って行ってしまった。
プシュー‥
私が乗る寸前で閉まる電車のドア…
ドア越にゆうは、口パクで
″ごちそうさま″
そう言って……っ
彼の乗せた電車は、私をおいて進む…
まだ、7時だっての!
ってか私……
ゆうとキスしちゃったあああああああああああああああっー‥!!!