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♡Hなアパート生活♡

第22章 修羅場

コンビニへ向かう途中、檜山さんとバッタリ会う。



「あっ」
「橘さん、どこ行くの?」
「コンビニです。陽がいきなり苺大福が食べたいとか言っちゃって」
「ははっ、櫻井くんらしいなぁ。
ちょうどよかった。今日コンビニのバイトで、たまたま大福もらったんだよね」



檜山さんは手に持っていたレジ袋をかかげる。

なんてタイミングのいい人なんだろう!



「……檜山さん、すごーい…」
「ちょうどよかったね。みんなで食べよう」



アパートに向かって歩く。



「あ、今日渚、いるかな」
「渚ちゃんは今日バイトだって言ってたよ」



ドキッ…

バイト………

渚のバイトのこと、檜山さんは知っているのかな…



「早く帰らないとまた櫻井くん怒るよ!僕の場合は、5分以内に買ってこないと追い出すとか言うからな~」



……陽…どんだけ鬼なの…



私たちは少し歩くスピードを速めて、陽の部屋へ向かった。

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