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♡Hなアパート生活♡

第22章 修羅場

「……あれから、いろいろ考えたんだ」

 
浩太がぽつりと話しはじめる。







「…前に、結花に電話したとき、あいつが出たことがあったよ」

「えっ…!」



全然知らなかった…






「だから、結花とあいつの間に何かあるんじゃないかって、ずっと思ってた。



でも、聞いたらもう結花と付き合っていられない気がして、聞けなかった。

結花を失うのが怖かったんだ…



…ほんと俺、カッコ悪いよな」







浩太は気付いてたんだ。

なのに………







「どうにか結花を俺のとこに繋ぎとめておきたくて

……昨日は強引にあんなことしてごめん…ほんとごめん…最低だよな」







違うよ…
浩太は悪くない…

私が悪いのに……






「もう泣かせないって言ったのにごめん」








いろんな思いが溢れる

でも何も言葉にできない







「……このままじゃお互いにとってもよくないから、ちゃんとした方がいいと思うんだ」








浩太がはじめて顔をあげて、私の方を見る。

まっすぐな目をしてた……

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