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♡Hなアパート生活♡

第27章 謎の来客

自分の部屋の鍵をあけて、中に入ろうとしたとき…





バタンッ…

ザッザッザッ……




ドアを開けて複数の人が歩く音が聞こえた。

思わず下を見る。




陽の部屋から出てきた数人の男の人。

いかにも偉そうなかんじの人がひとり。険しい…恐い顔してる。
そして、その人を守るように取り囲む数人の男。

男たちは、さっさとリムジンに乗り込んで去っていった。





「陽に何の用……?」

「え~?それってシャレ??」



独り言に思わず返ってきた声に驚いて横を見ると、渚がいた。



「な、渚っ!いつのまに…!」
「あの人たち、なんなんだろうね~?いかにもVIP!ってかんじだけど」
「…さ、さぁ?」

「…もしかしてさぁ、このアパート…なくなっちゃうのかなぁ…」
「え?!」



それは困る…!



「もしかして、この土地を売ってくれ~とか?そんな話かもよ~」



う~ん……
気になる……



「陽くんに聞きに行こっ!ね♪」



渚は強引に私の腕をひいて、陽の部屋に向かった。



ちょ、ちょっと~!

必要最低限以外は陽に関わりたくないのに~…!

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