♡Hなアパート生活♡
第27章 謎の来客
次の日の昼休み。
浩太と屋上で待ち合わせ。なんか部活の話し合いが少しあるというので、先にひとりで向かう。
ガチャッ
屋上へ続くドアを開けると、そこには先客がいた。
あの後ろ姿は……
「……陽?」
陽は振り向く。
「なんだ、結花かよ」
「…誰かと待ち合わせ?」
「ちげえよ。ただボーッとしてただけ」
なんか陽は、疲れたような、少し元気のないようにみえた。
「…なんかあった?」
「…………別に」
………?
「あ…これ、あげる!」
私は手に持っていたパックのコーヒー牛乳を渡す。
「はぁ?」
「…なんか元気ないし!いつもお茶淹れてくれるお礼!」
陽はビックリした目で、しばらくそのコーヒー牛乳を見つめる。
…………あ、迷惑だったかな……
「………さんきゅ」
………喜んでくれた!!
よく考えたら、陽にお礼言われたのなんて、初めてかも…
私はなんだか感動して、陽を見つめてしまった。
「……なんだよ」
「ううん!なんか…うれしくて」
「……変なやつ」
陽はくすっと笑った。
めったに見れない、陽の笑顔。
「でもさぁ、俺、コーヒー飲めないんだよね」
「えぇ!!で、でも、これはコーヒー牛乳だから甘いよ?」
「バーカ、分かってるよ」
「……バカってなによ!バカって!」
いつものように陽と言い合う。
ガチャッ…
ドアが開く音に気がついて、後ろを振り返ると…浩太がいた。
浩太と屋上で待ち合わせ。なんか部活の話し合いが少しあるというので、先にひとりで向かう。
ガチャッ
屋上へ続くドアを開けると、そこには先客がいた。
あの後ろ姿は……
「……陽?」
陽は振り向く。
「なんだ、結花かよ」
「…誰かと待ち合わせ?」
「ちげえよ。ただボーッとしてただけ」
なんか陽は、疲れたような、少し元気のないようにみえた。
「…なんかあった?」
「…………別に」
………?
「あ…これ、あげる!」
私は手に持っていたパックのコーヒー牛乳を渡す。
「はぁ?」
「…なんか元気ないし!いつもお茶淹れてくれるお礼!」
陽はビックリした目で、しばらくそのコーヒー牛乳を見つめる。
…………あ、迷惑だったかな……
「………さんきゅ」
………喜んでくれた!!
よく考えたら、陽にお礼言われたのなんて、初めてかも…
私はなんだか感動して、陽を見つめてしまった。
「……なんだよ」
「ううん!なんか…うれしくて」
「……変なやつ」
陽はくすっと笑った。
めったに見れない、陽の笑顔。
「でもさぁ、俺、コーヒー飲めないんだよね」
「えぇ!!で、でも、これはコーヒー牛乳だから甘いよ?」
「バーカ、分かってるよ」
「……バカってなによ!バカって!」
いつものように陽と言い合う。
ガチャッ…
ドアが開く音に気がついて、後ろを振り返ると…浩太がいた。