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♡Hなアパート生活♡

第12章 3人で過ごす夜

自分の指をみると、びっちょりと濡れている。少し粘り気のある液体が糸をひく。

はぁ…はぁ………

私…なにやってんだろ……




「おい」




ビクッ!!

振り返ると陽がいた。たった今そこでHしてたくせに、平然とした顔してる。



「なんか顔赤いけど…どした?」



いじわるそうに笑って、こっちを見てくる。




「なな何でもないしっ!
てゆうか!人がいるのにするのやめてくれる?!変態!!」

「ふ~ん、聞いてたのかよ。盗み聞きとはお前も変態だな」

「盗み聞きじゃなぁい!聞こえてきたんだから仕方ないでしょ!!」




「…あ、結花ちゃん。ごめんね~。私声でかくって」 

渚は台所からひょこっと顔をだして舌を出す。

そもそもは声の大きさの問題じゃないんだけどね…




ぐいっ

陽は私の体の後ろに隠してた右腕をつかむ。

あっ……

指先がいやらしく濡れてるのを見られた。




「これ…なに?」




カァァァッ…

顔が熱い。私は何も答えられない。




ペロッ…



陽は私の指先を舐めた。



「やっぱりお前も変態だな」



にやっと笑う陽。

恥ずかしくて死んでしまいたい…

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