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♡Hなアパート生活♡

第12章 3人で過ごす夜

「じゃじゃ~んっ♪♪」



渚が作ってくれたサラダとパスタは、おしゃれなカフェにでてきそうなかんじで、すっごくおいしそうだった。



「すごぉ~い!!」
「うまそうだな」


机の上にはすでに届いたピザも並べてある。本当にパーティーみたいに豪華だ。



「じゃ乾杯しよっ、乾杯っ♪」



渚と陽は缶ビールを開ける。



「よ、陽っ!あんた、未成年でしょ!」
「固いこと言うなよ。しらける」
「あ、結花ちゃん!カクテルもあるよ♪」



渚が私に缶を手渡す。もうこうなりゃやけだ。



「かんぱーーいっ!」



ゴクゴクゴクっ

あれ?おいしい…なぁんだ、ジュースと一緒じゃん。



「ぷっはぁ~~~!Hのあとのビールは最高~♪」



渚は見てるこっちが気持ちよくなるような呑みっぷりでビールをどんどん呑んでいく。

ピザもパスタもサラダもおいしかった。




「渚、超おいしい!」
「よかったぁ~。結花ちゃん、いっぱい食べてね!陽くんもいっぱい食べて、ちょっと太らないと!」




陽はほっぺにためながら、もぐもぐ食べてる。なんだか子供みたい…ちょっとかわいい。

料理はもちろんおいしかったけど、なによりこうやってみんなでごはんを食べているのが楽しかった。



「結花ちゃん、けっこうお酒いけるじゃ~ん」
「……らって、これ、ジュースみたいなんらもん~おいし~い!」
「まだまだあるよ!もっと呑んだら?」
「わぁ~い♪♪」



「…おい、こいつ、ろれつ回ってないんだけど。渚、呑ませすぎじゃね?」


陽は渚に耳打ちする。


「いいじゃ~ん♪酔っ払って乱れる女の子ってかわいくって好き♪」




そんなふたりの会話に気付かず、私は慣れないお酒をひたすら呑み……



気付いたら眠ってしまっていた。

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