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♡Hなアパート生活♡

第14章 罪悪感

私と浩太は保健室のそばの階段に座って、休み時間を過ごした。

「これ好き」
「いつも飲んでるから」
「…ありがと」

こうして浩太の隣に座ってると、やっぱりさっきの保健室での出来事が夢だったように思えてきた。




浩太は肩に腕をまわして、私の体を引き寄せた。



「浩太?///」
「結花、コーヒー牛乳ちょうだい」


飲みかけのコーヒー牛乳を差し出す。


「口移しで飲ませて」
「えっ///」
「早く」


私はコーヒー牛乳を口に含んで、浩太にキスをする。浩太の頭が少し下になるように上から。

少しずつ浩太の中に注いでいく。 


………ゴクッ…ゴク……


コーヒー牛乳は浩太の喉を通っていく。



「おいしい」



ちゅっ…んちゅっ…



コーヒー牛乳がなくなっても、まだ味わおうとするように、浩太の舌が口の中を舐める。



「…んっ…ぅんっ…」
「結花、おいしい」


浩太は首筋にキスをして強く吸った。


「…………っ!」
「痛かった?ごめん」



浩太はさらに力を込めて私を抱きしめてた。



「……………あのさぁ、昨日……」
「え?なに?」
「…いや、なんでもない」



浩太は私の肩に頭をのせる。




「…結花、ごめんな。昨日から体調悪いのとか全然気付いてやれなくて…」
「えっ?そんなのしょうがないよ」
「もっと何でも言って。俺のこと、頼ってほしい」




そのとき、私の頭に浮かんだのは、昨日助けにきてくれた陽の姿だった。

でもそんなの浩太が悪いわけじゃない。 
たまたま、陽が通りかかっただけ。

でも昨日、そばにいてほしかったとき、隣にいてくれたのは陽だったんだ。








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