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♡Hなアパート生活♡

第14章 罪悪感

ドサッ…



ひとり、部屋のベッドに倒れ込む。



そうだ。あんなやつとしたことなんて、忘れよう。

あいつの言うとおり、何の意味もないHなんだから。

あいつのことなんか気にして、浩太と気まずくなるのもバカバカしい。

割り切って考えよう。

大好きな浩太をちゃんと大事にしよう。

あいつは私のこと、なんとも思ってない。お互い、好きでもなんでもないんだから。




でも…




浩太の優しいHとはちがう、強引なH
でもふとしたときに見せる優しい目
愛おしそうに髪に触れる手

何の気持ちもないなら、なんであんなふうに抱いたの?

くやしいけど…
あんなふうにされたら…またしてほしくなる…




「あ~!もうっ!!」




ひとりで考えてても悶々とするだけだ。

私は里香を誘ってカラオケに行くことにした。めちゃくちゃ歌って騒いで、モヤモヤを発散しよう!

私服に着替えると、私は家を出た。

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