籠の中のお姫様
第3章 縮まらない距離
私は、持っていくようなものがなくて、手ぶらで行った。
外に出ると、私の町とは全然違う風景だった。
活気があって、みんな生き生きと仕事をしたり小さい子が遊んだりしていた。
「クレハちゃん、こっちだよ。ついてきてね」
「はい」
何分か歩いて、お店の前で止まった
「ここだよ」
「ここ、ですか?」
「食べ物を売るところなんだ」
お店の前には、おいしそうな食べ物がきれいに並べてあった。
「ミサオさーん」
「は~い」
アキラさんの声に女の人の声が帰ってきた。
「アキラ君たち今日は早いね~」
「おはようございます」
「おはよう。ん?その子は?」
「ああ。この子クレハって言って、今うちにに住んでるんです。ここでこの子も働かせてもらいませんか?」
「あ、よろしくお願いします」
「ん~、いいよ」
「よかったね、クレハちゃん」
「はい」
「えーと、クレハ?説明するからおいで」
「え…あの」
「行っておいで、はなしがおわったらくればいいから」
「はい」
「じゃ、アキラ君たちはいつも通りよろしくね」
「はい」
私は、少し戸惑いながらもミサオさんのあとをついて家の中に入っていった。
外に出ると、私の町とは全然違う風景だった。
活気があって、みんな生き生きと仕事をしたり小さい子が遊んだりしていた。
「クレハちゃん、こっちだよ。ついてきてね」
「はい」
何分か歩いて、お店の前で止まった
「ここだよ」
「ここ、ですか?」
「食べ物を売るところなんだ」
お店の前には、おいしそうな食べ物がきれいに並べてあった。
「ミサオさーん」
「は~い」
アキラさんの声に女の人の声が帰ってきた。
「アキラ君たち今日は早いね~」
「おはようございます」
「おはよう。ん?その子は?」
「ああ。この子クレハって言って、今うちにに住んでるんです。ここでこの子も働かせてもらいませんか?」
「あ、よろしくお願いします」
「ん~、いいよ」
「よかったね、クレハちゃん」
「はい」
「えーと、クレハ?説明するからおいで」
「え…あの」
「行っておいで、はなしがおわったらくればいいから」
「はい」
「じゃ、アキラ君たちはいつも通りよろしくね」
「はい」
私は、少し戸惑いながらもミサオさんのあとをついて家の中に入っていった。