sugarvoice
第1章 メロメロ~神谷浩史ver~
神「香菜ちゃん、おいで?」
ウザがられるのを覚悟で両腕を広げながら言ってみた。
すると、タオルケットを被ったまま、ソファーから降りて俺の前までやってくる。
そして、小さくなってしまった体で力一杯抱きついてきた。
俺はそのままそっと抱き上げると、ソファーに腰掛けた。
花「あさおきたら、ちっちゃくなってた」
少しむくれながら言う香菜ちゃん。
神「びっくりしたんだね」
頭を撫でながら言うと、香菜ちゃんは頷いた。
神「どうして俺に電話してきたの?」
花「かみやしゃんしかおもいうかばなかった」
神(可愛すぎる///)
何より、俺しか浮かばなかったと言うのが嬉しかった。