テキストサイズ

CROW―二つの魂―

第1章 第一部:若き戦士の覚醒

九郎は、いつもより3倍早く、

ませ、制服に着替えながら、登校の準備を済ませ た。

なんとか終わり、朝食の香ばしい匂いに釣られ、 台所に向かっていった。

「あっ!お兄ちゃんおはよう!」

台所に顔を出すと、もう朝食を済ませた、妹の希美(のぞみ)が登校の準備を済ませ、出掛けようとしてい た。

「あぁ、希美おはよう。今日は早いな?」

「うん!もしかしたらパンをくわえた美男子の転校生と角でぶつかったり、イケメン新任教師に学 校案内を頼まれるかもしれないからね!」

「……お前さ、そういうのどこで覚えてくるんわけ?」

「いろんなとこ~♪」

と、元気いっぱいに愛子は学校へと出かけていっ た。

妹の愛子は、只今中学二年生。

元気でかわいいとは思うのだが少しオタクが入っ ていて反応に困るときがある。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ