
続:眠れぬ王子と猫な僕
第1章 初めての友達
車にはいつもの運転手さんがいて、懐かしいなぁって思った。
「そうだ。愁がさ、例の男子を紹介したいって」
「え……うん、わかった」
例の男子って…………
誰だっけ?
う〜ん……愁さんのお友だち………
……う〜ん…?
「ほら着いたぞ」
「は、はい!」
「…?」
「ごめんなさい//」
「いや、謝らなくていいんだけど(笑)」
瑛兎さんは教室まで送ってくれた。
「じゃ妖巳、頑張って(ニコッ」
「はぁい、ありがとうっ」
瑛兎さんは自分の教室に向かった。
「あれ?僕の席どこだろう??」
「姫っ!久しぶりじゃん♪」
「こっちこっちー♪」
「あ……赤司くん…っ」
どぉしよ………怖いな……
