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自殺者というサイトを開く。
二人は必死にキャンセルできる方法を探すが出来ない。そもそもそんなものなど・・ない。
すると綾音の頭に何かが聞こえてきた。「アトニジカンダヨ」「嫌あぁぁ！」綾音は悲鳴を上げる。圭吾は「どうした？」と心配そうな顔で見てくれる。綾音は「今頭に変な声であと２時間って・・。」圭吾は焦っているのかパソコンを殴った。「くそ！キャンセルなんて方法ねえじゃねえか！」綾音は刻一刻と迫る死の恐怖に身体が震えてしまっていた。圭吾がその身体を抱きしめる。
綾音は泣きじゃくった。圭吾も泣いた。圭吾は考えた。考えて考えた。圭吾は思った。殺しにくるなら殺せない所に行けばいいんだ、と。つまり交番だ。綾音と圭吾は交番に向かった。