カイダン
第5章 オニクビ
俺は学校に着くと友人と会話をしたりしながら学校が早く終わらないかとソワソワしていた。何故そんなにソワソワしているのかというと、放課後にクラスの女子、詩織に告るからだ。
以前の俺なら考えてもいなかった。告るなんて事を・・。だが今の俺は違う。オニクビがあるからだ。
学校が終わり俺は屋上に詩織を呼び出して告る事にした。
しかし、返事はNOだった。しかも詩織には彼氏がいたらしくその彼氏、名前は栗原だったか。栗原にぶん殴られた。
俺は家に帰るとオニクビを地面に叩きつけた。「ふざけんなよ!何でも願いを叶えてくれるんじゃなかったのか!」
俺はそのまま怒りに任せてオニクビを踏み潰してやろうかと思ったが、ふといい事を考えた。
俺はオニクビに願った。
「栗原卓を殺せ。」と。
次の日の朝、ニュースを見ていると、「続いてのニュースです。栗原卓さんが自殺をしたもよう・・。」という事が告げられた。
また願いが叶った。いや、叶ってしまった!
どうして告白の願いは叶わないのに人を殺す願いは叶ってしまうのだろう。裕也は怖くなった。
次の日学校に行くと、詩織が泣いていた。彼氏が死んだから当然であろう。まあ殺したのは俺だけど。俺は何事もなかったかのように詩織に近づいて、「栗原、気の毒にな・・。」と言った。」俺はそれから一緒に泣いた。もちろん涙はオニクビを使ったのだが。
詩織は栗原との思い出を話してきた。その話を聞くたびに俺は笑いたくてしょうがなかった。
俺は「栗原の代わりになれるかわからないけど・・。」と詩織に再び告った。詩織は少し考えていたが、「・・うん。」と返事をしてくれた。オッシャー!
詩織とはそれから今まで以上に沢山話すようになった。まあ彼氏だから当たり前だけど・・。
詩織はある日家庭での悩みを話してきた。詩織の親父は少しの事ですぐに詩織に暴力を振るう奴らしい。俺は許せなかった。俺の詩織になにしやがる。俺は家に帰ると願った。
「詩織の親父を殺してくれ。」と。
すると次の日詩織から親父が死んだというメールが届いた。ざまあみろ。俺の詩織に酷い事をするからだ。
以前の俺なら考えてもいなかった。告るなんて事を・・。だが今の俺は違う。オニクビがあるからだ。
学校が終わり俺は屋上に詩織を呼び出して告る事にした。
しかし、返事はNOだった。しかも詩織には彼氏がいたらしくその彼氏、名前は栗原だったか。栗原にぶん殴られた。
俺は家に帰るとオニクビを地面に叩きつけた。「ふざけんなよ!何でも願いを叶えてくれるんじゃなかったのか!」
俺はそのまま怒りに任せてオニクビを踏み潰してやろうかと思ったが、ふといい事を考えた。
俺はオニクビに願った。
「栗原卓を殺せ。」と。
次の日の朝、ニュースを見ていると、「続いてのニュースです。栗原卓さんが自殺をしたもよう・・。」という事が告げられた。
また願いが叶った。いや、叶ってしまった!
どうして告白の願いは叶わないのに人を殺す願いは叶ってしまうのだろう。裕也は怖くなった。
次の日学校に行くと、詩織が泣いていた。彼氏が死んだから当然であろう。まあ殺したのは俺だけど。俺は何事もなかったかのように詩織に近づいて、「栗原、気の毒にな・・。」と言った。」俺はそれから一緒に泣いた。もちろん涙はオニクビを使ったのだが。
詩織は栗原との思い出を話してきた。その話を聞くたびに俺は笑いたくてしょうがなかった。
俺は「栗原の代わりになれるかわからないけど・・。」と詩織に再び告った。詩織は少し考えていたが、「・・うん。」と返事をしてくれた。オッシャー!
詩織とはそれから今まで以上に沢山話すようになった。まあ彼氏だから当たり前だけど・・。
詩織はある日家庭での悩みを話してきた。詩織の親父は少しの事ですぐに詩織に暴力を振るう奴らしい。俺は許せなかった。俺の詩織になにしやがる。俺は家に帰ると願った。
「詩織の親父を殺してくれ。」と。
すると次の日詩織から親父が死んだというメールが届いた。ざまあみろ。俺の詩織に酷い事をするからだ。