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×××彼氏×○○彼女

第3章 レディクラ候補

「・・・そうなんだ・・別に落ちてもいいんだけど・・。」

「なっ・・・もったいないこと言わないでよ!」

「え!?」

私は今の里依紗ちゃんの言葉でビクッ!となった。

「候補から昇格、まぁ選挙で上位3位に入れたら、候補から昇格して色々な特権、持てるの!」

「私は・・・
 いいよ別に・・・。」

私はそう言うと教室の窓に向かった。







ガラッ・・・。

教室に入ると男子と女子が私に目をやった。

な・・なに?

「「「羅萌ちゃん!レディクラ候補、選挙頑張ってね!」」」

「は・・はぁ・・・ありがとうございます。。。」

すみませんが馴れ馴れしいんじゃありません?

「。。。小日向さん。レディクラ候補に選ばれたからって、赤城くんの隣にいてもいいってわけじゃないのよ?」

「あんたたちに関係ないと思いますが。」

「ムッキー!許さないですわ!
 この道明寺美琴が選ばれるはずだったのに!」

「美琴様、落ち着いてください!!」

道明寺美琴と名乗った女がハンカチを口にくわえて引っ張った。

そんな美琴に取り巻きAが説得している。

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