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はあ。

もうなんだか疲れてきましたね？

もうそろそろ仕留めます。

そこの新聞、とってくれませんか？

殺っちまうんで。

ボスは神出鬼没なんで。

神出鬼没ってどういう意味だろう、なんて疑問はやめときますんで。

カミってことですかね。

目を離すと、いつの間にか消えてるし、追い込んだら、飛ぶし。

ヤヴァいっす。

えヴぁっす。

カミですよね。

でも大丈夫。

今日の私、カミカミなんで。

そういうところが、オバサン臭い？

…斬るぞ、オマエ。

あっ！

ボスがいないっ！

さっきまで、そこでヒゲをユラユラしてたのに！

あたし、ばかぁ？

はっ！？

後ろから視線？

パターンあお？

ぎゃああああ！

飛んだ！

飛んだ！

ブリゴキ様が天狗様のように！

早く、槍を！

槍を！

違った！

新聞を！

丸めて！

あわわわわっ！

まるまらないしっ！

すっ！

すりっぺ！

違った！

スリッパ！

貸して！

早く！



バンッ！！


バンッバンッバンッ！



…ちっ。

逃げやがったか。

命拾いしやがったな。


―こうして、メロンパン一味とＧＢ団の戦いは続くのであった。




おしまい。