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メイド喫茶へようこそ

第8章 響子の場合~プロポーズ~

………結局、ヤってしまった…



超…気持ちよかったけど……

ヤラないって決めてたのに……



落ち込む俺。



「……佐々木さん?」



響子ちゃんが後ろから抱きつくようなかっこで、俺の肩に顔をのせる。



「…気持ちよくなかった?」
「ま、まさか…すごい気持ちよかったけど…」
「私は…佐々木さんとエッチできて幸せだよ♡」



響子ちゃんはそう言って頬にキスをした。

そして顔を見ると、にっこりと極上の笑顔の響子ちゃん。





……………はぁ~…





男って単純だよな。
たったこれだけのことで、全部帳消し。



プロポーズ断られたのも
セックスしちゃったのも

ま、いっかって思っちゃうもんな…



響子ちゃんの方が何枚も上手だった。 





「…佐々木さん、またここでエッチしようね♡」





バカだと思われるだろうけど

あれから俺はまた『sweet』に通っている。

響子ちゃんとVIPルームに行くために…














*プロポーズ*おしまい*

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