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僕のこたえ

第2章 恋の矢印

「球技大会、何に出る?」


「バスケにしようかと思ってるよ」


「東君、バスケ出来るの?」


時田さんはちょっと意外な顔をして僕を見た。


「失礼だな、僕は中学の時はバスケ部の部長だぞ」


「へえ、意外!」


意外を口にした。


ますます失礼だ。


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