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僕のこたえ

第8章 アクシデント

ホームルームで修学旅行の準備委員を決めていた。


僕と時田さんは教壇に立っていた。


「誰かやる人いませんか?立候補お願いします」


僕が言うとみんな俯き、誰も手をあげなかった。


僕は嘆息をもらした。


長引くか…


すると一人の女生徒が

「篠崎 朱美さんが良いと思います」

と言い出した。


君は驚いて、声の方を向いた。


女生徒は君を睨みつけて悪戯に笑みを浮かべた。


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