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僕のこたえ

第8章 アクシデント

委員会の日の放課後だった。


君が僕と残るのは嫌だろうけど、仕方がない。


「篠崎さん、委員会だよ。行こう」


「分かってます」


君は無愛想にそう答え、僕と教室を移動した。


君は僕には微笑まない。


笑いかける事はなかった。


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