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僕のこたえ

第2章 恋の矢印

時田さんと教室に戻ると、すでに君は席に座っていた。


もちろん、僕の事など気にかける事もなく。


話すきっかけもない。


僕は君の斜め後ろの席で君の後ろ姿だけを見つめる。


本当はあの笑顔をもう一度見たかった。


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