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僕のこたえ

第8章 アクシデント

アイツの姿を見つけると


「あ…帰ってるかと思ったのに」


と呟いた。


「僕と二人きりなのに、先に帰るわけがないだろう。
早く行ってあげなよ」


「東君、ありがとう」


君はようやく僕に笑みを見せてくれた。


そして急いで鞄を持ち、アイツの元へ走って行った。


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