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隣のおにいちゃん

第7章 声

『ん・・・はぁ・・
ね・・ぇ・・ヒロくん・・』

「ん?」
杏奈の胸をもみながら、答える。
『ヒロくん・・・んぁ・・
よく、こういうことするの?』

「は?」
ヒロは行為を止めた。
「どういうこと・・・?」

『・・・あのね、よく、聞こえるの・・・』

(ドキドキ・・・)
「・・・何が?」

『ん・・・こういう声がヒロくんの部屋から・・』

(聞こえてたんだ・・・)

「へー・・・どうだろうね?」
そう言うと、ヒロは杏奈の乱れた服を直して、ベッドから離れた。

「じゃあ、今日は時間なるから、また・・」
バタンッ

そして帰った。

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