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隣のおにいちゃん

第2章 家庭教師

【杏奈side】

・・・ヒロくんが家に来る。


*――*――*――*――*――*――*――*――*―



杏奈はどうしても、ヒロくんと話せるようになりたくて、お母さんに頼んで、家庭教師になってもらった。

『お母さん、家庭教師とか、頼めない?・・・あ、受験とか、なにもないの不安だし…』

「だったら、塾いけばいいじゃない。申し込んでおくわよ」

『え、あー・・・
塾とかだと、集中できないし、ほら、ヒロくんも、中学受験、塾じゃなかったみたいだし・・・・』

「あ、そう・・・。だったら、ヒロくんに頼めば?」

『!だよね!・・・ヒロくん頭いいし・・・』

「じゃぁ、坂本さん家に頼んでみるわね」

『うん!』


*――*――*――*――*――*――*――*――*―

『なに、話そう』
(楽しみだなー・・・)

(でも、緊張しちゃいそう・・)

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