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俺の愛し方

第4章 ごめんな

夏はこの仕事は結構暇だ。


俺はサラリーじゃねえから仕事量が減ると給料もグッと減る。


リカは文句は言わないが、やりくりに苦労してんだ…


ごめんな…早く一端になってラクしてやりてえなあ。


ちょっと切なくなりながら髭を剃り終えた。


若くはないがオヤジでもない中途半端な三十路男の俺が鏡に映っていた。


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