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俺の愛し方

第8章 新年

またのんびり三人で家路に向かった。


帰りは鈴を抱っこしてだ。


リカは少し後ろを歩ってた。


「リカ、何お願いした?」


「そんなの言うわけないでしょっ」


リカは教えてくれなかったけど、恥ずかしそうな顔したから多分俺の事もお願いしてくれたんだろう。


「今年も宜しくな」


「うん、宜しく…」


リカは小走りで俺の横を歩いた。


リカの横顔がちょっと眩しく見えた。


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