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……どうしてこうなった?

第2章 幼馴染みへの想い

芹沢との下校は色んな意味で疲れるものだった。


芹沢の知名度は他の学校にまで知れ渡っているらしく、東雲学園の生徒はもちろん、他の学校の生徒にまでじろじろと見られての下校となった。

特に上級生の女子の視線は痛く、わざと聞こえるように文句を言ってるのが聞こえてきた。



「なんだかとんでもないことになっちゃったね……」

「ともちゃんがいなかったら私、耐えられなかったよ」

駅で芹沢と別れた後、二人は複雑な表情でファーストフード店で語り合った。

「いったいなんでいきなり芹沢先輩は私なんかに……」

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