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……どうしてこうなった?

第12章 橘彰人の変化

「はあぁあっんっ! もうダメぇ……」

先に根を上げたのは陸奥佳奈美であった。

「もう、ひぃ……ちゃいいそおなの」

「いいよ、イッて?」

「やだっ……口でイキたくないのぉ……
お願い……挿れて?」

きゅっと男根を掴み、潤んだ瞳でおねだりをする。

「い、いいんですか?」

「も、もちろん避妊はしなきゃダメですよ!」

「当たり前ですっ! でも俺、持ってないよ?」

「大丈夫。ありますから」

にへーっといたずらっぽい笑みを浮かべ、机の中からコンドームを取り出す。

「なんで持ってるんですか!?」

「なんでって……そ、そんなことレディーに聞くものじゃありませんことよ!」

わざとらしいお嬢様言葉に橘は吹き出す。

ピッと封を切った陸奥はツルツルツルッと橘にコンドームを被せる。

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