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……どうしてこうなった?

第13章 日曜、午後、漫画喫茶。

「ええっ!? 気晴らしって漫画喫茶だったんですか!?」

「? そうだけど……
あっ!! もしかして優花もっとエッチなこと想像してたのか!? やらしい奴だな。まあ、そっちでもいいけど?」

「バカっ!! 変態!! 性犯罪者っ!!」

可愛いげがある感じではなく、憎しみがこもったような拳で芹沢の肩を叩きながら優花は怒った。


結局なし崩し的に優花は漫画喫茶に連れていかれた。


「ペアソファーで」

「はあ!? なんで芹沢先輩とペアソファーなんか座らなきゃなんないんですか!?」

当然優花は猛抗議をしたが芹沢に通用するわけもなく、ペアソファーの席へと通された。


「さあ! 気晴らしに漫画読むぞー!!」

「なんか芹沢先輩って振り幅広すぎです……」

来てしまったものは仕方ない。

優花も漫画を取りに向かった。


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