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「決まったことです、申し訳ありませんが。この備品の中から公費で買ったものを仕分けてください。すべて焼却処分しますので」

それだけ言うと副島は「失礼」と言い残し、立ち去っていった。


「真貝氏っ！　これは一体……っ！」


「済まない……僕の力ではどうすることもできなかった……」

ガクッと力なくうつ向く真貝に、アニメ同好会のメンバーもそれ以上抗議の言葉が出なかった。


こうしてあっさりとアニメ同好会は陸奥の生理的に受け付けないという理由で廃部に追い込まれた。