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……どうしてこうなった?

第25章 壊される心

「なっ……なんだよ」

目の前に迫った副島に怯えながら橘は文句を言う。

「どけ」

副島は力強く橘を押し退け、ベッドに上がる。

「な、なにっ!?」

陸奥が怯えた表情を見せた瞬間、副島はバチンッと強く陸奥のお尻を平手で叩いた。

「きゃあっ!!」

「何すんだっ!? てめえっ!!」

橘は起き上がり、副島に飛び掛かろうとする。

しかしその顔面を副島は蹴り倒した。

冷静で紳士的に見える副島の凶行はゾッとさせられる怖さがあった。



橘はバランスを崩しベッドの下に転落する。

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