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……どうしてこうなった?

第39章 優花、芹沢 幸せなセックス

イッたあと、優花はくてっとベッドで横向きの体勢で寝転がる。

呼吸が穏やかに収まるまで芹沢は優花の隣に寝転がり、頭を撫でてやる。

シングルの狭いベッドの上で二人の体は密着していた。

「先輩……」

いつもはツンツンした口調の優花が子猫のような甘えた声を出し、芹沢に寄り添う。

それだけで芹沢の理性を破壊するほどの威力があった。

「優花……好きだよ」

「どうしたんですか、突然」

「だっていつも好きだって言ってくれなきゃやだって言ってたろ、優花」

「ふふ……ありがとうございます」

優花は芹沢の胸に顔を埋める。

「先輩の匂いがします……すごく、落ち着く」

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